メラレウカの育て方
葉も花も香りも楽しめて虫にも強いメラレウカ
メラレウカは常緑樹で害虫が付きにくくオージープランツの中でも育てやすく手間がかからない品種です。
葉に抗菌作用や抗炎症作用の成分を含んでおり、オーストラリアでは古くから薬用として用いられてきました。香りの良い葉を1年中楽しめて、ふわふわの花がとてもきれい。葉っぱや樹形もスタイリッシュ。
さらに虫もつきにくいと魅力がいっぱいです。花が咲いたらぜひ切り花にして家の中でも楽しんでみてください。
植物名 | メラレウカ(ティーツリー) |
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学名 | Melaleuca |
科名・属名 | フトモモ科・メラレウカ属 |
原産地 | オーストラリア |
開花時期 | 4月~6月 |
花色 | 白、ピンク、紫など |
樹高 | 50cm~4m |
置き場所・日当たり
日当たりの良い場所がベストですが、西陽が強めの場所でも大丈夫です。
耐寒性はやや弱いため、強い風や冬の北風に当たらない場所に植えましょう。
寒冷地では鉢植えで管理し、冬は室内へ。寒冷地以外で地植えの場合、温度が-5℃以下になる日や風が強い日は寒冷紗を使用するなどして対策を。
水やり
オージープランツの中でもメラレウカは水が大好きで根腐れを起こしにくい品種です。
地植えの場合は、雨が少ない時に水をあげる程度で大丈夫ですが鉢植えで育てる場合は水切れを起こさないことがメラレウカは特に重要になります。根腐れの心配をするよりは、水切れに注意を払うことがポイント。
夏は、土の表面が乾いたらすぐにたっぷりと(鉢から十分に水が流れ出るくらい)水を与えてください。冬は、土の表面が乾いてから1~2日後にたっぷりと水を与えて下さい。
病害虫
メラレウカは病害虫に強い品種です。
植えつけ・植え替え・用土
植付け・植替えは春(3月下旬から6月上旬)が適期です。
鉢で育てている場合は、2~3年に1回のペースで一回り大きな鉢に植え替えを。
用土は通気性・排水性・保水性を考慮します。ph 値は弱酸性が好ましいでしょう。
GREEN LOOPの苗は、すでに大きめのフェルト鉢にオージープランツ用の土を使用して植えてあります。
フェルト鉢のままご都合のよい季節にお庭に植えていただけます。
肥料
メラレウカは肥料がなくても育ちます。肥料を与える場合は新芽が伸び出す春から成長期にかけて与えます(但し真夏は避ける)。
多肥を嫌いますのであげすぎに注意してください。
水やり以外に必要な作業
支柱:苗が伸びてきたら、支柱を長いものに取り替えてください。
剪定:一年目は剪定せずにそのまま育てていただいて大丈夫です。
1~1.5メートルくらいになったら花後の5月から7月に剪定を行います。
※花芽を気にしなければ、10月頃まで大丈夫です。
メラレウカは強い剪定にも耐えるので、好みの姿に切りそろえることができます。